気密性能


施工物件の気密測定を行っています。

家の中にどれくらい隙間が有るのか?

隙間相当面積(C値)の測定です。

もちろん、数値が小さいほど良好。

 

 

当然、机上計算等ではなく、現場実測値なので

その家の施工精度が分かる、

有る意味非常に怖い測定でもあります(笑)

 

 

もっとも、日本以外では他の測定方法が主流のようなので、

まあ、一つの指標として考えましょう。

 

「性能は手段であり、目的ではない」

最近、ちょっと気に入っている言葉。

 

極端に漏気があると、計画換気もままならず、

ピンポイントで結露、カビの発生もあるので、

現場は気密処理については非常に頑張ります。

 

 

 

弊社は桁上断熱が標準なので、

天井の点検口も通常物と高気密対応の2段付け。

 

 

 

現在施工中の芹田の家は、

一部、勾配天井&登り梁現しの仕様。

 

 

 

この部分の気密処理はむずかしい。

壁~桁上~壁~屋根(勾配天井)~壁と

つながる気密ライン。

しかも、屋根断熱材のスペースと絡み、

梁端部の処理は超難関。

テクニックが問われるところです。

(ちょっと、説明が分かりにくいですね)

 

結果は、0.25c㎡/㎡。

非常にすばらしい値です。

大工さんをはじめ、現場の努力に脱帽。

 

 

 

 

ところで、最近ちょっと興味ある事が・・・。

知人、平野氏の現場です。

 

 

ハンドカットログ。

豪放な建物に見えますが、

非常に繊細かつ緻密なものを持っています。

 

 

このログウォールの気密性能は?

 

 

セトリングが進んだ1~2年後。

少なくとも壁については、

かなり良い気密が保たれているはず。

 

う~ん、ますます気になってきました。

一度、測定してみたいですね-。

 

by yama

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