私達が暮らす新潟県中越地方は、
住環境として、実は全国有数の厳しさです。
冬は重く湿った雪が降り続き、一方、夏はフェーン現象による高温に晒されます。
そして、1年を通じて圧倒的に少ない晴天率。
この厳しい自然と、どう折り合いをつけるのか。
安全で安心な暮らしとは、それがずっと続いてこそのものです。
そのために、何が出来るのか?
何をしなければならないのか?
STANDARD
スウェーデン式サウンディング試験(以降SWS試験)により地盤調査を行い、その結果をもとに地盤の強度を判断します。
地盤改良は、数種類の工法がありますが、可能な限りHySPEED工法を採用しています。
HySPEED工法は、天然砕石で地盤を締め固めて、支持力を高める工法です。
セメント杭や鋼管杭と違い、建替えの時に杭を引き抜く必要がありません。
つまり、引き抜き工事費用もかからない、産業廃棄物も出さないエコな工法といえます。
基礎は地盤と一体で成り立っています。
地盤強度または改良設計など、家を支える地盤によってベタ基礎にするか、布基礎が良いのかを判断します。
また、床下及び、土間部分の利用計画によっても判断は分かれます。
よって、基礎については、総合的にメリットが多い方式を採用する事になります。
設計の自由度が高く、将来の増改築にも対応可能な軸組工法を採用しています。
土台は耐久性の高いヒノキ120mm角を使用。
材料の選別・仕入れ・加工は自社であるカネ柾西澤材木店で行います。
家の燃費に直接関係してくる断熱性能。可能な限り性能を上げたい部分です。
設計の目標値によって、断熱材の種類・厚さ等を決定します。
一般的には、外皮平均熱貫流率UA値0.3~0.4 熱損失係数Q値1.0~1.3を標準としています。
開口部の性能は家全体の断熱性能に大きく影響します。
同時に、開口部は厳しい環境にさらされる、外壁の一部でもあります。
弊社では、外部が耐久性の高いアルミ、内部が断熱性能の高い樹脂で仕上られた、高断熱ハイブリッドサッシを使用しています。
さらに、ガラスはアルゴンガス入りLow-Eペアガラス、または、超高性能クリプトンガス入りLow-Eトリプルガラスを選別使用します。
床材はオーク、パイン、桧などのムク材を使用します。
ムクの木は呼吸しています。調湿機能や経年による変化などの魅力を持ちます。
素足で歩く心地良さ、素材感をお楽しみ下さい。
ご希望により、その他材種等も対応可能です。
壁・天井材のモイスは、有害物質(ホルムアルデヒド)や、タバコ粒子、ペット臭などを吸着・分解・固定します。
住まいの高気密・高断熱を保ったまま、調湿し室内の空気をきれいにする画期的な内装材です。
玄関・シューズクローク、収納庫、トイレなどに使用します。
テーブル、書棚、収納棚、カウンターなど、部屋と一体となる家具も多いものです。 弊社では、ご希望によりオリジナルの家具を製作しております。 お気に入りの板材と他の素材とのマッチングを楽しんだり、ピッタリサイズで作ったりと、 ワンオフの魅力は尽きません。